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東京ニューシティ管弦楽団 ─ Tokyo Newcity Orchestra

2000年4月6日

16年目

東京ニューシティ管弦楽団 第15回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
独奏 イヨルク・デームス

 この回から、定期公演を「北とぴあ」で年2回という決まりを替え、「北とぴあ」では年1回にして、他は、よりメジャーな会場で年4回行い、合計年5回の定期公演を行うことになった。この5回という回数は、日本オーケストラ連盟に加盟するための条件とされていたからである。年に5回以上の公演を毎年続け、3年以上の実績を積んだ団体に、入会審査の上加盟が認められるということになっていた。どこからのスポンサーもない中で定期公演を行えば、どの団体も毎公演ごとに数百万円の赤字を出すことになり、それを年5回毎年行うということは、まだ法人にもなっていない組織では、その赤字をすべて内藤個人が背負うことになるわけで、大きな賭けでもあった。しかし、十数年前に、ここまで大きくなるとは思わないまま、周りに頼まれて寄せ集めの楽団として始めた当団も、年月が経ち、この年には年間公演数も70公演に増えていた。
また定期公演を続けるうちに、私の、指揮者としての音楽的探究も、想定外の進歩を続け、世界中どの有名指揮者もどの先輩楽団も気付いていなかった(やれていなかった)、超有名曲の楽譜の大きな誤りや、びっくりするような演奏慣習の過ちに、私自身が多く気付くようになっていったのである。それが各方面で注目されるようになってきたこともあり(このホームページの別の欄に、それらの特集が書かれ、その部分の音源も聴けるようになっている)、大きいことを言うようだが、世界のオーケストラ界に一石も二石も投げ入れ、存在をアピールするとともに、世界の楽界の向上に、具体的に役立ちたいという思いが大きくなっていった。そして、その啓蒙の為には・・・と、向こう見ずな無謀ともいえる、スポンサーなしでの年5回の定期公演へと、大きな舵を切ったのである。
 その後その、当団でしかできなかった数々の業績に対し、思ってもいなかったことだが、三大新聞他各紙や、メジャー音楽雑誌によるそれに関する特集記事は、それから十年余りの間にそれぞれ十数回を超え、演奏会やCDの批評、海外での評価も加えれば、創立当時には想像もできないところまで進んで来たと思っている(その内の幾つかの記事はこのホームページに載せてある)。もちろん同様な側面で、まだまだ自分ならでは(自分でしかできない…)のことは多数残されており、その発掘と啓蒙活動の今後に対し、この文を書いている2020年になって、私自身残された時間との勝負であるとの認識を持つようになった。

第15回定期公演チラシ

第15回定期公演チラシ

第15回定期公演チラシ

第15回定期公演チラシ

第15回定期公演プログラム

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第15回定期批評音現

第15回定期批評音現
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第15回定期批評音現

第15回定期批評音現
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2000年6月22日

東京ニューシティ管弦楽団 第17回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰 
Ten. ピエトロ・バッロ

 今は解散してしまった(株)東京IMCとの共催であった。以前説明したように、この公演もソリストの招へい業務や、オーケストラと、指揮に関わる経費以外はすべて東京IMCの負担で行った。彼らはその経費を上回る売り上げを見込んでのことである。バッロは、直前の新国立劇場での歌唱中、のどの調子が悪く途中降板してから数日でのこの定期出演であった。心配はしたが、本番は大いに観客を沸かせてくれ、さすが!とほっとしたことを覚えている。
 この年から十数年に亘る新都民合唱団とのお付き合いが始まった。
 前出のNBSからは、シュトゥットゥガルトバレエ団16公演、ミラノスカラ座バレエ団8公演、仏ボルドーバレエ団5公演の計29公演も依頼された。スカラ座バレエ団のジゼルの練習中の出来事だが、この曲はオリジナルの譜面は世の中に存在しなく、有名な演目であるにもかかわらず、毎回微妙に編曲が異なるという、面倒な一面を持った曲である。
 最初の1時間の練習が終わり、休憩中にスカラ座の指揮者は私に向って、事前に何日練習してくれたのか、と真面目な顔をして質問してきた。普通の日本のオケで、そんなことをする楽団はあろうはずもなく、「いえ、今日初めてです」と答えた。そうしたら、「いや絶対にそんなはずはない。参考のために知っておきたいので正直に言ってくれ。スカラ座のオケではここまで弾けるためには最低2~3日かかる」といって譲らなかった。私もその事情はよく分かる。何と言っても日本のオケは初見にかけては断トツ、飛び抜けて世界一だからである。外国のオケを振っている指揮者は例外なく、日本のオケをほめちぎる。私も逆に海外のそこそこの国立交響楽団とやらを振るとき、初めから酷いことは覚悟して行くのだが、それでも振っていて、この野郎!って気になるほど、海外のオケはどこもへたくそなのである。

第17回定期公演チラシ

第15回定期公演チラシ

第17回定期公演チラシ

第17回定期公演チラシ

第17回定期公演プログラム

第17回定期公演プログラム
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第17回定期批評音友

第17回定期批評音友
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2000年9月24日

東京ニューシティ管弦楽団 第18回定期公演(北とぴあ)

指揮 内藤彰

 東京合唱協会第17回定期との共催公演につき、東京合唱協会の同公演の欄をご参照ください。

第18回定期公演チラシ

第18回定期公演チラシ

第18回定期公演チラシ

第18回定期公演チラシ

第18回定期公演プログラム

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第18回定期批評音現

第18回定期批評音現
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2000年10月27日

東京ニューシティ管弦楽団 第19回定期公演(東京オペラシティ)

指揮 内藤彰
  ピアノ独奏 P.ジョジアーノ

 第17回定期の共催会社である(株)東京IMCと今回も共催で行った。ショパンコンクールで2位になったばかりのジョジアーノを迎えての公演であった。

第19回定期公演チラシ

第19回定期公演チラシ

第19回定期公演チラシ

第19回定期公演チラシ

第19回定期公演プログラム

第19回定期公演プログラム
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2001年7月14日

17年目

東京ニューシティ管弦楽団 第21回定期公演(北とぴあ)

指揮 内藤彰 
Vn独奏 イッサカーゼ

 イッサカーゼは大変すばらしいヴァイオリニストであった。この公演はメインがベートーフェンの交響曲第3番「英雄」だったが、私内藤は、ベートーフェンに取り組むにあたり、生涯で初めてピリオド奏法という、作曲家が活動していた当時の演奏法を採り入れることを試みた。もう世の中の最先端はその方向で進み始めていたのである。しかし、当時はまだ最先端を行くグループの人達の中だけでのことで、私を含むすべての奏者がおそらく生まれて初めての試みであった。ゲストコンマスを依頼した元東京交響楽団のコンマスであった西田氏もどう弾いて良いか解らず、今考えれば、まさによちよち歩きの園児たちが、揃って手探りで得体の知らない怪物に挑むようなものであった。誰も音楽大学で教えている人がいなく、一体ベートーフェンの時代の奏法って、自分たちがそれまでに懸命に練習して会得した奏法と何がどう違うの! 多くの人がまずそこから始まったのである。当時も、ピリオド奏法という名前は知られるようになっていたが、具体的には、当時ヴィブラートを使っていなかったから、ノンヴィブラートで演奏することらしい、という程度のことは頭の中では解かっていても、ただヴィブラートを掛けないだけで、弓使い等がヴィブラートを掛けている時と変わらなければ、ヴァイオリンを持ったばかりのど素人が演奏しているときと同じような、聴くに堪えない響きになってしまう。もちろんそんなことをやろうとしているわけではない。じゃ、どういう風に・・・? その後20年この問題に取り組んできたが、私はそれから2~3年後には皆さんに頼む(指導する)独自の方法を確立し、今では慣れてきた人は、弦楽器の弓を操る右手の使い方が最重要なこと、それをどのように扱えば、ヴィブラートを掛けるとき以上の音楽性豊かな演奏になるのか理解し、そのような演奏ができるようになってきた。大進歩である(ただ、エキストラの人で慣れてない人が必ずいるので、常に完ぺきとは言えないのがもどかしいが)!

第21回定期公演チラシ

第21回定期公演チラシ

第21回定期公演チラシ

第21回定期公演チラシ

第21回定期公演プログラム

第21回定期公演プログラム
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2001年9月25日

東京ニューシティ管弦楽団 第22回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Mezz アグネス・バルツァ

 メゾソプラノでは当代随一と言われているバルツァとの共演で、私としても光栄な限りであった。初めての共演とは言っても、有名曲ばかりで、お互い別々には何度も演奏してきた曲であり、公演自体は難なく進んだ。独唱の合間にオケが演奏する定番である「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」を私はもう何百回も振っているが、特に前半部分を如何に表情豊かに聴かせるかに、どんな小さなステージでも必死になってきた。この公演では、たまたまかもしれないが本番ではとても心にしみた演奏になり、客席の前の方に座っていたバルツァのご主人が、この曲のためにスタンディングオベーションをしてくれたことを、いまだに覚えている。

第22回定期公演チラシ

第22回定期公演チラシ

第22回定期公演チラシ

第22回定期公演チラシ

第22回定期公演プログラム

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第22回定期批評音友

第22回定期批評音友
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2001年11月21日

東京ニューシティ管弦楽団 第23回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Piano独奏 稲田潤子

 この回の独奏者稲田潤子氏は、ラフマニノフ国際コンクールで2位入賞した俊英だが、彼女が中学3年生の時、当時の学生コンクールで入賞した子供4人を集めた協奏曲のコンサートでソロを弾いた一人である。その時のチラシは、この一覧の最初、第1回定期公演の前の、まだ半年間東京ローゼンクランツ管弦楽団を名乗っていた際のチラシが残っており、この欄の最初の方を検索することにより見ることが出来る。彼女は日本のピアノ界でも結構名が知られてきたようで、この定期公演に関しても複数のピアノ専門誌に予告記事や、終演後の批評が好意的に扱われていた。

第23回定期公演チラシ

第23回定期公演チラシ

第23回定期公演チラシ

第23回定期公演チラシ

第23回定期公演プログラム

第23回定期公演プログラム
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2002年4月23日

18年目

東京ニューシティ管弦楽団 第25回定期公演(北とぴあ)

指揮 内藤彰

 東京合唱協会第18回定期との共催公演につき、東京合唱協会の同公演の欄をご参照ください。

第25回定期公演チラシ

第25回定期公演チラシ

第25回定期公演チラシ

第25回定期公演チラシ

第25回定期公演プログラム

第25回定期公演プログラム
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2002年6月24日

東京ニューシティ管弦楽団 第26回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Piano独奏 ユーリ・コート

 (世界初演シリーズ)ブルックナー交響曲第7番

第26回定期公演チラシ

第26回定期公演チラシ

第26回定期公演チラシ

第26回定期公演チラシ

第26回定期公演プログラム

第26回定期公演プログラム
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第26回定期批評音現

第26回定期批評音現
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2002年12月4日

東京ニューシティ管弦楽団 第28回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Ten シラクーザ



第28回定期公演チラシ

第28回定期公演チラシ

第26回定期公演チラシ

第28回定期公演チラシ

第28回定期公演プログラム

第28回定期公演プログラム
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第28回定期批評音現

第28回定期批評音現
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2003年1月31日

19年目

東京ニューシティ管弦楽団 第29回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
チェロ チョン・ミュンハ



第29回定期公演チラシ

第29回定期公演チラシ

第29回定期公演チラシ

第29回定期公演チラシ

第29回定期公演プログラム

第29回定期公演プログラム
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第29回定期批評音現

第29回定期批評音現
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2003年9月25日

東京ニューシティ管弦楽団 第32回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
東京合唱協会 第19回定期演奏会



第32回定期公演チラシ

第32回定期公演チラシ

第32回定期公演チラシ

第32回定期公演チラシ

第32回定期公演プログラム

第32回定期公演プログラム
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2003年11月26日

東京ニューシティ管弦楽団 第33回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Piano 西山



第29回定期批評音現

第33回定期批評音現
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2004年1月16日

20年目

東京ニューシティ管弦楽団 第34回定期公演(東京芸術劇場)【蝶々夫人】

指揮 内藤彰


第34回定期公演チラシ

第34回定期公演チラシ
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第34回定期公演チラシ

第34回定期公演チラシ
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第29回プログラム

第34回プログラム
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2004年4月24日

東京ニューシティ管弦楽団 第35回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Vn 瀬川祥子



第35回定期公演チラシ

第35回定期公演チラシ

第35回定期公演チラシ

第35回定期公演チラシ

第35回プログラム

第35回プログラム
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2004年9月4日

東京ニューシティ管弦楽団 第37回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
世界初演シリーズ(Adagio第2稿)



第37回定期公演チラシ

第37回定期公演チラシ

第37回定期公演チラシ

第37回定期公演チラシ

第37回プログラム

第37回プログラム
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2005年3月13日

21年目

東京ニューシティ管弦楽団 第39回定期公演(北とぴあ)

指揮 内藤彰
Vn 若林暢子



第39回定期公演チラシ

第39回定期公演チラシ

第39回定期公演チラシ

第39回定期公演チラシ

第39回プログラム

第39回プログラム
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2005年7月5日

東京ニューシティ管弦楽団 第40回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰
Piano 稲田潤子



第40回定期公演チラシ

第40回定期公演チラシ

第40回定期公演チラシ

第40回定期公演チラシ

第40回プログラム

第40回プログラム
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定期批評音友 レコ芸

定期批評音友 レコ芸
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2005年12月29日

東京ニューシティ管弦楽団 第42回定期公演(東京芸術劇場)

指揮 内藤彰


第42回定期公演チラシ

第42回定期公演チラシ

第42回定期公演チラシ

第42回定期公演チラシ

第42回プログラム

第42回プログラム
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定期批評音現 チケットクラシック

定期批評音現 チケットクラシック
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